作者の水無月みと(@MinazukiMito)です。新話投稿したらTwitterでお知らせするのでフォローしてください。
こちらのページでは、巨大ゲームセンター”Gーside”の内部で遊ぶことが出来るゲームをタイトル別に紹介していきます。
情報は順次追加していきますが、もしも記載漏れなどあった時はお問合せフォームやTwitterでご指摘いただけたら更新急がせて頂きます。
Gーside基本情報
日本の地下を利用して作り出された遊び場。平たい言い方をすれば”巨大なゲームセンター”。
その規模は完全に日本全国を網羅しており、日本中どこにいてもその足元にはGーsideが広がっている。
コンセプトは「ファンタジーを現実のものに」。
その言葉通り、Gーside内部は物語の世界のような空間が広がっている。
言わば、「ファンタジー作品によくある異世界転生面白そう!だけどリアルには無理だから地球に異世界作っちまえ!!」という戯言を大人が本気で実現化した、馬鹿の妄想とガチの行動力の結晶。
尚、”地下Gーside”と”バーチャルGーside”の2種が存在し、どちらにログインしようとも基本的にフィールドは同じである。
内部ではプレイヤーはアバターの姿となり、NPCやモンスターなどはホログラムとして生きているかのように行動する。
プレイヤーは各社から提供されているゲームタイトルにそれぞれログインして遊ぶ。
Gーsideという場所は、従来のゲームに例えれば筐体(ゲーム機本体)に相当する。
物理的にフィールドが共有されているため、他タイトルログイン中のプレイヤーとゲームをまたいで関わりが持てるという特徴がある。
ログイン方法は大きく2種類。
- 1、リアルアバター
プレイヤーが生身の体でGーsideへ出向くログイン方法。
自分自身の体にホログラムを投影し、アバターの姿に変わる。この際身長や性別など、本来の体格とは違うアバターを設定することも可能。
その場合プレイヤー本人の視覚情報を本来の目線のままにすると、他のプレイヤーから見て挙動がおかしくなる(1対1で話しているのに目線が合わない・やたら上ばかり見ながら歩いている)という事象が発生する。
尚、【メイン④】にて当該実例描写あり。- 2、バーチャルアバター
本人の体は地上に残し、ホログラム100%のアバターでログインする。プレイヤーの間では”Vアバ”という略称が一般的。
一部バーチャルアバターでのみログイン可能なタイトルや、逆にバーチャルではログインできないタイトルが存在する。バーチャルでのログインの場合、更に細かくログイン先が3種に分かれる。
- 地下Gーsideへのログイン。リアルアバターでのログインプレイヤーと同一のフィールドで遊べる。
- バーチャルGーsideへのログイン。完全VR空間のGーsideへログイン。バーチャル故に混雑とは無縁。
- ”ハザマ”。地下Gーsideにアバターを出現させるが、同時にバーチャルGーsideの情報も取得する。この時バーチャルGーside内のプレイヤーに話しかけると、リアルアバターのプレイヤーから見て「誰もいない場所に話しかけてる奴がいる」というオカルトな有様になりがちなので不人気。
各種タイトル
ここからは、Gーsideで遊ぶことが出来るゲームに関して、タイトル別に情報を掲載していきます。
unknown
読み方:アンノウン
略称:なし
ジャンル:不明
レベル概念:なし
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ログイン中のプレイヤー本人がプレイ履歴を持つ、別のゲームタイトルのシステムを集約して遊ぶことが出来る。
公式サイトでもゲームに関する情報は一切触れられておらず、「望みのままに」という一文が掲載されているのみ。更にプレイヤーが公に情報を流す行為も禁止されており、過去には情報流布したプレイヤーに罰則が科せられた例も存在する。
つまり遊んでみなければ詳細が分からない”謎”のゲーム。一応直接関わりのあるプレイヤー同士であれば情報交換も認められているが、完全に人伝での情報伝達となっている為誤情報も多い。
各々のプレイヤーによって認識や情報量にかなりの差が存在する。
ちなみにunknown開発元のRe-ariseという会社は、Gーside運営元であるFantasy-LIFEの社長がunknownの為だけに立ち上げた会社である。
ヘカトンケイル
略称:ヘカケ
ジャンル:アクション
レベル概念:なし
戦闘要素:あり
unknownへの影響・反映要素:武器・アイテムの流用
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プレイヤーは軍に所属し、機械兵と戦う兵士となって戦闘に参加する。
軍の目的は、突如出現し人類を攻撃する機械兵を討伐およびその目的の解明。
ゲーム内の世界設定は1000年後。技術革新により、人類は他世界へ渡る術まで確立させている。
ゲーム内の戦闘は機械兵の動きが早かったり、使用される武器が銃類が多いことなど、とにかくスピード感が凄い。逆に言えば、その速度についていける者でなければ遊ぶこともできない。
要するに、プレイヤーは戦闘において高い身体能力を要求される。参入のハードルが高すぎてプレイヤー数は少ない。
unknownへの直接的な反映要素は武器・アイテムのみだが、高難易度のゲーム故にプレイヤースキルの上達に最適であり、unknown上位プレイヤーの多くはヘカトンケイルをプレイしている。
アレウス・ファンタジア
略称:アレウス
ジャンル:ロールプレイングゲーム
レベル概念:あり(ステータス・使用可能なスキルや魔法に影響)
戦闘要素:あり
unknownへの影響・反映要素:ステータス・スキル・アーツ・呪文
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スキル・呪文・アーツなど、体系化されたアクションが搭載された王道のRPGゲーム。
魔法と言えば「あの日の師匠とグリモワール」が有名だが、あちらは呪文などは無くプレイヤーがイメージした通りの事象が発生するというもの。
対してこちらは、火魔法の”ファイア”を使えば全プレイヤーが同一の”ファイヤ”を発動するという仕様である。ただし、アレウスにはレベル概念があるので、レベルに応じて威力にはかなり個人差がある。
スキル・呪文・アーツの違い
・スキル:戦闘に直接かかわらない技術。鑑定・探知などがこれに該当する
・呪文:魔法系統の使用時に用いる
・アーツ:体術・武術に分類される技
あの日の師匠とグリモワール
略称:あのグリ
ジャンル:アクション・シミュレーション
レベル概念:あり(魔力量(MP)に影響)
戦闘要素:あり
unknownへの影響・反映要素:魔法操作
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プレイヤーは魔術師見習いとして魔術を磨いていく。
”グリモワール”は師匠が所持する魔術書だがプレイヤーが見せてもらえることはなく、ある程度プレイヤーが魔法の操作に慣れた時点で師匠は失踪してしまう。
”ある程度”とは言うが、実際ほとんどチュートリアルが終了するくらいの序盤で失踪するため、プレイヤーからは「ダメ先生」だの「クズ師匠」だの散々な評価を受けている。
あのグリの魔法発動に呪文などは無く、プレイヤーが想像(イメージ)した通りの事象が発生するというもの。
魔法の練習に明け暮れて操作を極めるもよし。実戦を重ねて戦闘特化になるもよし。
unknownに対する影響が非常に大きく、プレイヤー数の多いタイトルでもある。
ハク
ジャンル:リズムゲーム
レベル概念:なし(難易度の設定あり)
unknownへの影響・反映要素:直接的反映要素なし
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全身を使ってノーツを叩く”音ゲー”。
unknownへの直接的反映要素が無いため、unknownログインを至上とする一部のプレイヤーからは軽視されている。
しかし上級プレイヤーの中には、ハクで培ったリズム感を体で覚えてunknownに生かす者もいるため結構馬鹿にならない。体ごとログインするGーsideならではの生かし方である。
曲自体も人気の高いものも多く、演奏してバフとして利用するプレイヤーも居る。
Abyss-Alchemist
読み方:アビス-アルケミスト
略称:アビス
ジャンル:シミュレーション
レベル概念:あり(錬成物の完成度・扱える素材に影響)
戦闘要素:なし
unknownへの影響・反映要素:錬金技術・錬金関連の知識
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プレイヤーが錬金術師となってひたすら研究するシミュレーションゲーム。
プレイヤーは錬金素材集めや錬成結果の検証を繰り返し、どんなものが出来上がるか実験して遊ぶ。ハマるものは抜け出せないが、ハマらないものは何が面白いのかわからないゲームである。
錬成物は回復アイテムや戦闘に使用出来るもの等多岐に亘るため、他ゲームのプレイヤー達からも需要が高い。
モンスターフレンズ
略称:モンフレ
ジャンル:育成RPG
レベル概念:あり(プレイヤーではなくフレンズ(相棒モンスター)にLv設定)
戦闘要素:あり
unknownへの影響・反映要素:相棒モンスターの召喚
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プレイヤーはテイマーとなり、モンスターをテイムして相棒として育成する。相棒モンスターは”フレンズ”と呼ばれる。
およそ20年にわたりシリーズ作品として人気を博し、Gーsideサービス開始当初から遊ぶことが出来たローンチタイトルの1つ。元々の人気もあってプレイヤー数はかなり多い。
モンスターのテイムに決まった方法が存在せず、対話によってテイムする者・餌付けをする者・打倒して力で従わせるものなど様々。
プレイヤーのテイム方法によりフレンズとの関係性も変化する。
Gーsideゲームの中でもリアル感は突出しており、一部過剰にフレンズ愛護を叫ぶプレイヤーと、フレンズとは明確な上下関係を構築すべきと考えるプレイヤーや、フレンズはあくまでゲームデータの一部と考えるプレイヤーとの間で諍いが絶えない。
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